滋賀県議会 2023-03-08 令和 5年 3月 8日予算特別委員会環境・農水分科会−03月08日-01号
ただ一方で、底質からのリンの溶出による富栄養化という現象は、浅い湖ではどこでも起こり得ることですので、もしほかの内湖でいろいろな現象が起こった場合には、西の湖での経験、実証実験の成果が応用できる可能性はあると考えています。
ただ一方で、底質からのリンの溶出による富栄養化という現象は、浅い湖ではどこでも起こり得ることですので、もしほかの内湖でいろいろな現象が起こった場合には、西の湖での経験、実証実験の成果が応用できる可能性はあると考えています。
◆松本利寛 委員 緩効性肥料の推進について、全国レベルからいえば、琵琶湖の富栄養化対策として滋賀県はトップランナーだったと思います。そのことを踏まえ、やはりそうした技術的な開発がほぼ完成に近づいているのであれば、その普及について、県としてもっと促進を図るべきだと思います。県としてどうするのか、その辺をどう考えているのでしょうか。
そして、1980年代から1990年代頃、ちょうど富栄養化の影響が問題視されている頃に大量発生したと言われております。その後、水草の大量繁茂や水質の改善により、2000年代にはユスリカも大量発生が収まり、それと同時に本格的な調査が行われなくなったとされています。 そこで、改めて、琵琶湖のメカニズムの一員であるびわこ虫──ユスリカの実態を研究調査すべきだと考えますが、琵琶湖環境部長に伺います。
これはなぜやっているかというと、採算よりも、宍道湖の水質問題、米子も同じ問題を抱えていまして、中海にそのまま出すことがどうかということで昔から議論があるのですが、そういう意味で、富栄養化防止にそれを回収していくと、そういうような観点で始められているところがあります。
◆中村才次郎 委員 富栄養化防止の取組は、県民の協力を得て、みんなで取り組むことで改善されるものです。全地球的な温暖化による影響が大きいものに対し、多くの予算を使ってどうしていこうとしているのか、今の説明でも分かりません。
国政における活躍は皆様御承知のとおりでありますが、私たちにとりますと、昭和47年から昭和61年までの滋賀県知事としての御活躍は、富栄養化防止条例、風景条例、また、私が記憶に残っておりますのは近江八幡から守山までの湖岸道路の整備などなど、県政や次代のリーダーとしての御功績は、県民として、また、県職員の一員としてお仕えをいたしました私にとっても誇りであります。心から御冥福をお祈りいたします。
13: ◯答弁(水産課長) 海水中の栄養塩類が増えた状態のことを富栄養化といい、富栄養化の下では植物プランクトンは増えていきますが、植物プランクトンの一部には赤潮を引き起こすものがあり、ハマチなどの養殖業の停止をもたらすことにつながります。
これまで何回か改訂している琵琶湖ハンドブックの中に、滋賀県琵琶湖の富栄養化の防止に関する条例を制定した辺りのことが書かれているのですけれども、富栄養化が進むということは漁獲量が増えるといういい面もある反面、それがさらに進むと、プランクトンの発生が多すぎてアオコとかいろいろなものが公害になってしまうということです。
その当時、諏訪湖は富栄養化で、いわゆるワカサギが食べる餌、プランクトンや虫類が大変多かったのですが、今現在はきれいになって大変少なくなり、富栄養化が若干弱まっていることもございます。そういった複合的な要因で、魚があるいはテナガエビが減っているということですが、これが原因である、とはまだつかめておりません。それから、実は平成28年にワカサギが大量死しております。
また、この低地湿原では、いわゆる水質、窒素やリン酸などの栄養塩類が原因となる富栄養化を起因とするBOD、生物化学的酸素要求量の上昇によって、好気性の微生物が減少し、そして水生生物が死滅する、そういう悪循環になっております。私も市議会議員の頃から、この課題はいろいろ研究してきました。
農家の方の省力化や、海洋等の富栄養化解決への貢献といった側面に配慮しつつ、早急に代替品の導入を進めるとともに、現在も流出し続けている肥料カプセルについても速やかに対策を講じる必要があると考えています。 私は、被覆肥料カプセルなどの海洋プラスチックごみ問題について、現場で体験しながら知ってもらうことが有効であり、大学と連携し、学生に回収を担ってもらうなどの取組も検討していただきたいと思います。
国連の持続可能な開発目標、SDGsにも二〇二五年までに海洋ごみや富栄養化を含む、特に陸上活動による汚染など、あらゆる種類の海洋汚染を防止し大幅に削減するとの内容をはじめ環境問題への目標が掲げられています。
なので、例えば、ほかの海で富栄養化の海なのか、貧栄養な海なのかというのをよく評価しますけれども、その評価の指標になっているのがこの全窒素という値です。全窒素というのは、有機物の窒素と、それから溶存態の窒素を含めたものを全窒素というふうな言い方をします。 これで、ここ二十年ほどを見るとほぼ横ばいぐらいで、割と濃度としてはあるんですね。
琵琶湖の環境問題をきっかけとして、1980年に滋賀県琵琶湖の富栄養化の防止に関する条例──琵琶湖条例が施行され、翌年の1981年、この条例が施行された7月1日がびわ湖の日に決まりました。 本年7月1日はちょうど40周年記念を迎えたところでありますが、同日、このことを祝して発信されたオーストリア政府観光局のツイッター投稿が話題となりました。
子供たちを肌荒れから守り、琵琶湖を救うために、女性たちは石けん運動に立ち上がり、富栄養化防止条例を成立させ、並行して廃食油回収と石けんの製造を進め、その刹那、品質問題を突きつけられ、廃食油石けんの品質を改良し、余る油をバイオディーゼル燃料にと活路を見つけ、菜の花プロジェクトへと展開してこられました。
例えば湖山池の良田の辺りでは、やはり湖山池の富栄養化が進みますので、そういう浅水の代かきだとか側条施肥だとかをやったりして、それで長者米というものを作ってブランド化してきておられたりします。やはりそうした意味でも、施肥の仕方についても関係者と一緒になりましてPRを図ってまいりたいと思います。
貯水池としての機能を有していた白竜湖は、自然由来の堆肥から現在の化学肥料化などの周辺環境の変化により富栄養化をもたらし、代かきの汚泥が流れ込み、湖底に堆積していきました。現在、汚泥がたまり、白竜湖の面積も減少し、このままでは将来的に消滅する可能性があると専門家も指摘し、警鐘を鳴らしています。
1980年、いわゆる琵琶湖条例と言われる富栄養化防止条例の施行を記念して、翌年にびわ湖の日が定められ、1996年に制定された滋賀県環境基本条例に改めてびわ湖の日が規定された歴史があります。 そのびわ湖の日の趣旨は、県民および事業者の間に広く環境の保全についての理解と認識を深めるとともに、環境の保全に関する活動への参加意欲を高めるとし、7月1日をびわ湖の日にしています。
有明海は、陸域からの負荷により富栄養化や汚染が進行しやすく、閉鎖性が高い海域です。 これまで関係県においては、それぞれの海域特性に応じて環境改善のための大規模な漁場保全事業を実施いただいておりましたが、これらの事業は、有明海特措法や公害財特法に基づく特例措置を受けて実施しており、適用期限がそれぞれ令和3年度及び令和2年度の末までとなっておりました。
さらに今年は、滋賀県琵琶湖の富栄養化の防止に関する条例、通称琵琶湖条例の施行1周年を記念して、昭和56年に7月1日をびわ湖の日としてから40周年という節目の年になります。